最近めきめきと強くなり、我々が負けっぱなしの状態となったNNPが今日の相手である
梅雨の雨は続き、重い曇り空の下、たまに小雨が降る今日はまだ天気の良い方である。岩崎が2ヶ月ぶりに復帰。ドイツ出張帰りの小川は緊急参戦し、センターバック野中隼鷹は新加入に向けたトライアルである。我々がいかに良いチームか彼に審査されるのである。仲良しこよしチーパッパしなければならない。
さて試合。開始2分、内海からの縦パスに、相手DFが転倒。森(茂)に渡り、そのまま幸先の良い先制点を挙げる。前回いいところなく大量失点で敗れた我々にとって、望外の先制点である。いけやいけや。1本目は負けないだろうという展開。
2本目追いつかれるも、オフサイドぎりぎりに抜け出した森が迫ってきたDFを一人かわして、ノールックシュートで追加点を決める。強度の高いDFがいるチームに、森のFW起用は実に効く。しかし微妙な判定で同点ゴールを許してしまって、結局は一進一退が続いてしまう。
3本目、相手のバックパスをさらった森が内藤に落とせば、内藤がい位置から狙いすましたロングシュート。突き放す。しかし追いつかれる。そして4本目の終盤ついに沈んだのであった。無敵艦隊バルバはいつのこと。我々は頑張っている。粘っている。それなのにするりと勝利は逃げてしまうのである。勝利とは実に嫌なやつ。
蛇足だ。我々の試合の前。伝統の早慶戦が何故かレッズランドで行われており、それは体育会ではなく伝統あるとはいえサークルの対決であった。それなのに部員は多く、控えはチャントを歌い、それより何より女子マネージャーの多さたるや!!
我々は大学2年生の時に慶応と早稲田の友人たちで結成してチームだ。文化祭にてメンバー少し女子マネージャー大々的に募集するチラシをゲリラ的に壁に貼ったが、連絡は全くなかった。
チャラいインカレサークルとはなる機会を逸した我々は、普段はサッカーチームなれど、1年に何回かフットサル大会に参加しては、ピンク色のお揃いのユニに身を包んだ男女混合ミックスチームにて、たかだかウルトラビギナー大会であるにもかかわらず、女子の前だからとカッコつけた足技を見せつけるチャラい選手や、女子の前だからとやたらリーダーシップを見せようとするチャラい選手にに怒りの鉄槌をぶつける。
歳を重ねサッカーしかしなくなったおかげで法界悋気にうなされることはなくなり、しかし相変わらず異性の近寄りがたい硬派なチームとして今に至るのだ。