vs Alegria Itabashi

2019/05/18 (土) 16:00 レッズランド人工芝サッカー場A1
2019/05/18 (土) 16:00 KICK OFF
レッズランド人工芝サッカー場A1
バルバロッサ東京・埼玉 バルバロッサ東京・埼玉
7-5
Alegria板橋
  • 24' 森 茂男
  • 34' 高橋 賢司
  • 37' 瀧 志之和
  • 39' 瀧 志之和
  • 60' 高橋 賢司
  • 64' 井上 啓
  • 71' 助っ人
GOAL
  • 失点 44'
  • 失点 58'
  • 失点 66'
  • 失点 73'
  • 失点 75'

Review
マッチレビュー

ラグビーというスポーツは非常にジャイアントキリングの起きにくいスポーツだと言われている。強いチームが弱いチームと対戦したら、ほぼ確実に強いチームが勝つ。2015年ラグビーワールドカップで日本が南アフリカに勝利したことは、ゆえに「W杯史上最も衝撃的な結果」、「スポーツ史上最大の番狂わせ」と言われるのだ。

ところが、サッカーというスポーツは手を使えないからなのかどうかは全く分からないが、強いチームが勝つとは限らない。ジャイアントキリングの起きやすいスポーツだ。

サッカーをやっていて良かったと思う。今日のような対戦相手、最年長でもアラサー世代と見受けられ、平均年齢は20代だろう。大学のサッカー部に属していたような強さ、うまさを持ち合わせたプレイヤーもちらほらいる。腹が出ている選手は誰もいない。試合前のアップメニューも充実している。19年のチームの歴史があるとはいえ、高校の休み時間サッカーから、インカレサークルという羊頭狗肉をかかげた単なるサッカー部経験のない大学生によるお遊び、社会人になっても足を洗えずにそのまま腹の出たアラフィフ、アラフォーとなり、試合前のアップは適当にじゃれているだけのチームにも一縷の勝機があるのだ。

1本目は序盤に2本程度シュートを打てたものの、ほぼボールを支配される展開であった。それでもシュートシーンにまで持っていかれていないのは、ディフェンスの充実にあった。右から井上、中野、好井、三井と並べたディフェンス陣に、高橋(通)と瀧のボランチ、サイドハーフの助っ人コンビは、相手に決定機をつくらせんと、相手選手とボールを追い回す。走りに走る。そしておしんのように耐え続ける。いつまで我々が我慢できるか。勝敗の境目はそこであろう。

2本目もボールを支配される。しかし後方からの浮き玉から森(茂)がコースをついたゴールでよもやの先制点を挙げるのである。狂喜乱舞。1本目の絶望的な相手支配下において、見極めたポイントがあった。おそらく相手は普段フットサルをしているのだろう。センターラインを固める一部選手の動きやパスは広いサッカーのピッチに最適化されておらず、相手チームのセンターラインは深く、中盤やサイドとのスペースは広大であった。むろん我々はそもそもサッカーに最適化されていないが、自明なことなので、慣れている。

森のゴールから面白いように決定機を作っていく。そしてコーナーキックの混戦から高橋賢司が決めて2-0。そして2トップの森(茂)と瀧だけで、カウンター発動で瀧が連続得点。驚愕の4-0。

とはいえ、まだハーフタイム。相手チームは円座となり真剣に修正点を議論しているように見える。我々が同じ立場だと、不機嫌になって沈黙するのと違って意識が高い。4点差あるものの、実力差からしたら、セーフティリードとはいえない。そして案の定3本目に2失点を食らう。4本目に2点差というのは、非常に危ない。なにせ相手は20代、我々の多くは40代。救ったのはPKである。3本目終了ギリギリに小原のスルーパスから抜け出した高橋賢司が倒されて獲得したPKを自身が決める。大きな追加点。

4本目。疲労困憊のアラフォー軍団に、最後の突撃をかける若者軍団の構図が容易に想像できる。2点差なら危ないが、3点差なら逃げ切れるだろう。そう思っていると右サイドバックの井上が相手ゴールキーパーの位置をよく見たループシュートを決めて、4点差に開くのだ。井上はバルば初得点だ。

しかし、試合はここで終わらなかった。ついに恐れていたことが起こる。フリーキックから1点返される。助っ人の超絶ループで追加点を挙げて4点差に戻すも、さらなる連続失点で2点差まで縮めまれた。だが、人数が12人しかいない中、森(茂)と三井が両足をつる緊急事態にも耐え、ここでタイムアップ。

サッカーはジャイアントキリングの起きやすいスポーツ。なので、我々は勝利できた。しかし、スコアは7-5。とてもサッカーのスコアではない。だが、このスコアこそ、今日の我々を体現している。肩で息をしつつ、胸を張る勝利なのだ。

Timeline
試合経過

  • 00'
    キックオフ
  • 20''
    1本目終了(0-0)
  • 24'
    ゴール 森 茂男1-0
  • 34'
    ゴール 高橋 賢司
  • 37'
    ゴール 瀧 志之和
  • 39'
    ゴール 瀧 志之和
  • 40''
    2本目終了(4-0)
  • 44'
    ゴール 失点4-1
  • 58'
    ゴール 失点4-2
  • 60'
    ゴール 高橋 賢司5-2
  • 60''
    3本目終了(1-2)
  • 64'
    ゴール 井上 啓6-2
  • 66'
    ゴール 失点6-3
  • 71'
    ゴール 助っ人7-3
  • 73'
    ゴール 失点7-4
  • 75'
    ゴール 失点7-5
  • 80''
    4本目終了(2-3)
  •  
    7-5で勝利

Members
出場メンバー

No. Po.Name 2019
Apps
2019
Goals
13FW内藤 徹139
18MF森 茂男115

1本目

11
16
3
33
31
88
9
18
10

2本目

11
16
3
33
31
88
8
18
9

3本目

18
16
3
33
31
88
8
11
10

4本目

16
3
33
31
88
8
11
9
10

Records
戦績

16 試合 10 勝 1 分 5
勝率 .666

61 得点 47 失点 得失点差 +14 
1試合平均得点 3.81 点 1試合平均失点 .666

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