埼玉スタジアム第4グラウンドの月初1日午前0時の先着予約のライバルであるK-Lips主催のカップ戦に参戦する。5チームの参加で4時間と時間が非常に少ないため、1試合は18分1本のみ。試合集計の整合性のため、4試合で1試合と記録する。
晴れ上がった空。第1戦の相手はK-Lipsである。我々はここに理想を見た。巧拙問わず老若男女、国籍を超えて和気藹々と笑顔でサッカーをするK-Lipsの姿に、特に昨年格上で若い相手とばかり対戦してきて甚だ厭戦的となった傷ついた心は癒される。自分たちのサッカーはここにあるのだ。
試合は押し気味に進む。先制は我々だった。6分に相手のミスから勝山、瀧とつなぎ、最後は森(茂)が冷静に流し込む。13分には瀧が抜け出して今季初ゴールを決めて突き放す。その後もいささか惜しいチャンスを作りながらも終了。2-0とまずは快勝。
第2戦の相手はメリケン。甚だ強く上手くサンドバック状態。0-4と大敗。
第3戦はドリームス戦。メリケンと引き分け、優勝を目指さんとするチームはやはり強敵であった。ところが第2試合の反省、そして絶体絶命の危機での森の攻守によって、全員が守る。カテナチオである。20代前半が大半の相手に対し、中島翔哉ばりのドリブルで散々振り回されながら、まるでおしんのように耐え続け、よもやのスコアレスドローを達成する。実質的な勝利と言ってもよいだろう。
第4戦の相手はまるでフットサルチームのようなチーム名、あつしと愉快な仲間達である。彼らにとっては我々相手は愉快であっただろう。だが、我々はメンバーだけならほうほうの体であった。早退が5名でこの試合に臨むは7人。しかしメリケンより4人の助っ人をレンタルし、その助っ人が神様仏様稲尾様なのである。GK1人にディフェンスラインに3人。そこが司令塔であった。相手の圧倒的なスキル差と運動量を補ったのはまさに神様仏様助っ人様なのだ。試合は圧倒されるも終盤までスコアレスで粘る。しかし、コーナーから相手の元Jリーガーか、少なくともJFLリーガーとしか思えないボランチにズドンと重く鋭い一撃をくらい、惜敗。
結果は1勝1分2敗。5チーム中4位と想定内の下位に沈んだ。
バルバロッサ東京・埼玉 2-0 K-Lips
得点:
06' 森茂雄
13' 瀧志之和
バルバロッサ東京・埼玉 0-4 メリケン
06' 失点
10' 失点
13' 失点
16' 失点
バルバロッサ東京・埼玉 0-0 ドリームス
バルバロッサ東京・埼玉 0-1 あつしと愉快な仲間達
16' 失点